こんにちはkatobushiです。
このところ、嬉しい変化がいくつかあったので報告しておきます。
音源だけで楽しめるようになった
きっかけは “The Giver by Lois Lowry (43139語)” でした。
BT おしゃべり会 に向けて 「聞き読み」 していたところ、どうも間に合いそうになくて聴くだけに切り替えたのでした。
すると、 「聞き読み」 よりも映像が頭に浮かぶ。。。 とても新鮮な体験でした
もともと僕は、 「自力読み」 が苦手で、絵本以外はかならず 「聞き読み」。
「聞き読み」 こそが得意分野だと思っていたので、聴くだけの方が映像が浮かぶなんて考えてもいませんでした。
これに気を良くして今度は “Swallows and Amazons by Arthur Ransome” シリーズの1巻と2巻です。
オフ会に向けての課題本で、合計約22万語 (再生時間19時間) もあったので、
はじめから 「聞き読み」 はあきらめて 「聴く」 だけのつもりでした。
聴いていて 「ここは重要っぽいな」 と思ったチャプターは、朗読を聴いた後、邦訳版を 「流し読み」 しました。
邦訳は 「流し読み」 ということと、邦訳が後、というのがポイントだったと思います。
「聴く」 だけの時と邦訳を読んだ時とで、見えている景色にギャップがありすぎると辛いので、
邦訳も ふわっ としているくらいの 「流し読み」 がちょうどよかったです。
また、どうしても日本語のイメージに引っ張られてしまう、という意味でも邦訳は後がいいと思いました。
この方法で、なんなく聴了。とても充実した読書?でした。
ちなみに、後にこの本の自力読みに挑戦しましたが、はじめの5行くらいで撃沈しました。。。
どちらの音源もナチュラル・スピードなので 「聴いて理解するには速すぎる」 と思われるかもしれませんが、
実際は逆で、僕にとってこのレベルの本は、速く朗読してくれないと 「分からないところをスキップできない」 のです。
ゆっくり読まれると、わからないところ(そこら中にあります)のダメージが大きくて、上手くリズムにのれません
“Out of the Ashes by Michael Morpurgo(14000語)” を 「自力読み」 できた
個人的には大きなブレイク・スルーです
「自力読み」 は本当に苦手で、普通なら3000語、よほど面白くても5000語くらいが限界でした。
それが14000語を、途中に休憩を挟みながらも数時間で読み切ったのです!
読み始めてすぐに気付いたのは、「音読」が楽になっていること。
口から出てくる音が、2、3語のかたまりになっていること。
かすかにリズムが感じられること。
音読でしか 「自力読み」 できない僕にとって、自分の声がどんな風に聞こえて来るかは
気持ちよく読書を続けられるかどうかに大きく影響します。
後で読書速度を測ってみると130wpmでした。
一年くらい前に測った時は、意識して速く読んで100〜110wpmくらいでした。少し速くなってます!
不思議なのは、この一年くらい、たいして 「読んでいない」 のです。
講座で借りてくる本は、ICRなどのピンク本、それも2週間でせいぜい5〜10冊。
強いて言うなら漫画のバガボンドを26巻まで制覇しました。
MOOCsで少量のアーティクルは読みます。
3ヶ月ほど読み聞かせに夢中な時期がありました。
。。。まあ、たいした量ではないでしょう?? 語数で言えば20万語程度??
で、何をしていたかというと、もっぱら 「字幕なし多観」、「シャドーイング」、「E-おしゃべり会」、「MOOCs」 です。
読まなくても読めるようになる?のかもしれません。。。
もっとも、今でも 「読む」 より 「聴く」 のほうが圧倒的に楽だし、内容もつかみやすいです。
それでも、読めないことがずっと心配だったので、すこし希望が見えてきました