劇薬シャドーイング半年ほどの経過報告。

皆様お疲れ様です。雲山です。
昨年(2011年)中頃より、シャドーイング→劇薬シャドーイングを続けています。
当初はほぼカタカナ英語でしたが、最近は多少英語らしい音が出てくるようになりました(とは言うものの本人にはあまり実感がないのですが...)。
さかい先生から変化が出てきたと指摘頂いたこともあり、これまでの経過を簡単に記載します。
『
2011/07/上旬:1日約30分のシャドーイング開始。主な切っ掛けとしては、
ずっと読書のみだったため音の方にも興味があった、いつの日か英語のドラマや映画を見たいと願っていた、さかい先生が熱心に勧めて下さった、など。
当初はOxford Reading TreeやOxford Wolf Hillなどの比較的遅い素材を繰り返していた。
当時の音声を聞くと、カタカナ英語のまま素材に似せており気持ち悪く聞こえる。その後さかい先生より「無理に似せようとせず、腹式呼吸でお腹から力強く声を出すように。」と教わる。元々英語の音なんで出るわけないだろうと考えていたため、重低音を出すことばかり気にしていた。
※BBCのニュース等を時々視聴する。内容は理解できず。国名と人名だけは多少聞きとれるため、わかったことにする。
2011/08/中旬:さかい先生にチェック頂いた処「全く進展がなく寧ろカタカナが酷くなっている。このままだと止めた方が良いかもしれない」との指摘があり、同時に”劇薬シャドーイング”を提示される。
15分ずつ聴き取れない素材/極端に早い英語素材をシャドーイングするやり方を教示頂き、シンハラ語/英語のAudioBookシャドーイングを開始。
シンハラ語のシャドーイングは内容が皆目分からず”ヘタウマ”の世界とは隔絶しているため、自分の発音の良し悪しも気にならなくなり楽になった。
家族から見放されはじめる。
2011/08/末:さかい先生より「カタカナが相当減った」との指摘あり、この後徐々に遅い素材に移行して行く。
※英語のドラマなどを週2、3話程度視聴するようになる(字幕無し)。何を言っているのかわからないが、アクション系など映像だけで粗筋の分かる物しか見ない。
2011/09/中?下旬:シンハラ語シャドーイングを卒業(合計17時間程度)。
英語の早い素材と遅い素材のシャドーイング(分速170?150程度)。
カタカナは多いが、モゴモゴという部分が増えてくる。
僅かに英語のような音も混じりはじめる。
会話と地の文の違いが分かるようになったとのこと。
?この間、徐々にモゴモゴ部分が増えて行くが、慣れの為か登場人物の台詞を自分勝手に演じるようになってしまい、徐々に一定の抑揚・リズムが目立つようになる。
2011/11/中旬:リズムなどが一定であるとの指摘を受けるものの、カタカナは減っている。音と音のつながりはほぼ英語のつながり方になって来た、とのこと。
AudioBook(この時はHarry Potterでした)を卒業し、より遅い素材(PenguinReaders系など)に変える。
?変更後、とても良くなった(登場人物の違いなどが明快になってきた)との指摘で、暫く素材を変えずに続ける。
しかし自分の録音を聞いても僅かに良くなった?程度の実感しか無い。
さかい先生がお忙しい事もあり、2ヶ月ほどそのまま続ける。
※BBC放送はなんとなく内容が判るような気になることが増える。
しかしニュースの背景知識によって僅に理解出来る単語から類推しているだけとも思える。
米ドラマは会話部分が相変わらず雑音だが、役者の質が高くストーリーや映像が和製のものとは比べ物にならないほど凝っているため、見続ける。
2012/01/中旬:カタカナ・モゴモゴが大幅に減った。”米が研げて研ぎ汁が澄んできた”とのこと。
電通大で学生の方のシャドーイングを聞かせてもらう。
さかい先生は同じ位と言うがどう聞いても英語に聞こえる。
自分の録音は良くなっているように聞こえないため、若干悩む。
意識的に素材の通り発音しようと無理に頑張ることに。
2012/01/下旬:変に意識したためかカタカナが増えたとの指摘。
何度も繰り返したため素材内容の分かる部分が増え、その部分がカタカナになっている。
自分で録音を聞いても良くない事だけはわかる。
さかい先生より早くて内容の分からない素材にするよう指示頂き、出来るだけ何にも考えずシャドーイングするように心掛ける(心掛けないように心掛ける...)
2012/02/上?中旬:毎週、以前より良くなったと指摘頂く、しかし自分の録音を聞いてもそこまでの実感がない。多少英語っぽくなっているとは思うのだが...
会話部分や母音が英語風になり、変なリズムも無くなってきた。イントネーションがとてもよいとのこと。
徐々に素材スピードを落として行き、分速170→140程度になる。
初見の本を朗読してさかい先生にチェック頂くものの、勝手な抑揚・リズムで読んでしまい、まだ早いとのこと。
※Twilightシリーズを2冊程リスニングのみで読む。
部分により理解度にばらつきがあるものの大凡のストーリーは理解できた。
BBCは単語などを聞き取れている感覚は余りないが内容はほぼ分かるように。
米ドラマは面白いものは多少分からなくなても気にならなくなる。
ドキュメンタリーなども見始める。
2012/02/下旬:肩の力が抜けやわらかくなった。カタカナも殆ど無くとても良いとのこと。
さかい先生は先週と比べてこんなに変わった理由が知りたいと言うのだが、個人的には良くなった実感が余りない。シャドーイングの度、素材の生音声と自分の発声を聞き比べていることになるため、欠点ばかりが目立つためかもしれない。
自分で良さを認識できていないということは、何かの切っ掛けでカタカナ英語に戻ってしまう可能性があり少々宜しく無いとの指摘あり。
』
総計約170時間強
時系列で記載するだけでかなり長くなってしまいました。
現状をざっと列記しますと、
・ニュースやドキュメンタリーはある程度内容が分かるようになった。
→日本語にはできませんが。
・インタビューや会話は難しい。
・リスニングのみでの読書はPenguinReadersのLv4-5程度までは大体楽しめる。
・発音などが向上した実感は余りないが、時々認識できていない音(英語の音?)が口から出ることがある。
→指導時に、子音がはっきりしている、THの音が出ていた、などの指摘が出ることがありますが本人には皆目わかりません。
・どうも本が読めない(単なるスランプだと思われますが...)。文字を読む忍耐力が減った?
・人前などでシャドーイングをやると緊張のせいかカタカナやリズムの悪さなどが出てしまう。
・聞いた音から文字がイメージできない。英語での思考はまだ殆どできない。
現在までで1100万語程度。読める本レベルは余り上がっておらず易しいPB?PenguinReadersLv6程度が何とか読める程度です。
最近音声や映像の比率が急激に上がっており、長い本はそれだけで読む気がしなくなるというナマケモノモードに入っております。
私は伸びが遅いタイプで、未だにYL0.nの本をぱっと見ても内容が分からなかったり、子供が2、3語言った内容を聞き取れないことがあります。
つい難しい長編などに手を出してはスランプに陥りさかい先生に叱られては簡単な本からやり直すということを繰り返しており、成長曲線は階段よりノコギリに近い感覚です。
個人的な劇薬シャドーイングのメリット・デメリットについては
▽メリット
・身構えなくて良い(というより頑張ると大抵マイナスに作用します)。
・気楽(素材も自分も何を言っているかわからないので)。
・聴く能力の向上。
・Audioへの抵抗感(*1)が減る
・読書に疲れた時の逃げ道ができた。
*1:私自身、元々英語音声だけで内容が楽しめるなどとは考えていませんでした。ドラマや映画の視聴も遠い将来に出来ることだと思っていましたが、やってみると案外分からなくても楽しめました。
▽デメリット
・過去の勉強の否定。(*a)
・退屈感、疲労感。(*b)
・素材を探すのが大変(*c)
・自分の進展具合がわからない(*d)
・時間が掛かる(多読もそうですが数日数週間では結果は出ないと思います)
*a:英語の発声練習などを続けられてこられた方の中には、今までの自分を否定されるように感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
実際にはある程度続けた後の効果はそれまでの蓄積に積算されるように感じられました。
*b:主に散歩中にシャドーイングを行なっていますが雑音が入るため余り良くないです。しかし部屋の隅で壁に向かって30分というのは私には(家族にも)無理でした。ながらシャドーイングでなければ継続出来なかったと思います。
人によっては内容の分からない素材を聴き続けるのは苦痛になってしまうようです。
*c:性質上どうしても色々な音声素材が必要になってきます。特にスピードを簡単に調べる方法がないため、丁度よい素材を探すのは面倒です。
*d:不思議なことに自分のシャドーイング録音を聞いてもそれほど良くなった印象を受けません。他の方も似た報告をされているため、自分では判り難いようです。
進み具合が判らないため間違ったやり方になっていないかなどを、定期的にチェックして貰う必要がありそうです。
まとめ
シャドーイングはほぼ習慣化しており、これからも無理なく続けていくことができそうです。
英語の習熟曲線は直線に伸びるものではないらしいのでその時点では分からないものの、何となく振り返ってみるとやはり興味を惹かれることや楽しいことをしている時に伸びていることが多いと感じます。
記録をから読み取れるのは、3歩進んで2歩下がる如くの千鳥足日記ですし、正直な処自分でも本当にニュースなどの内容が分かっているのかな?と思うこともあります。
ですが、最近は学習のためではなく、単にニュースが聞きたい・ドラマが見たいためにチャンネルを合わせたりラジオを点けたりするようになってきました。
24やPrisn Break(何れも米ドラマ)が見たいから電源ボタンを押す、気になるニュースのためにBBCを聴くといったことを、1・2年後の自分ができるようになると思えたことは以前にはありませんでした。
多読を続けた結果読みたい本を読めた時にも感じましたが、以前は見ることのできなかった世界が眼前に開けたように感じます。
纏まりの無い文章ですが、劇薬シャドーイングについて耳にしたものの躊躇されている方が一考される機会になれば幸いです。
以上
昨年(2011年)中頃より、シャドーイング→劇薬シャドーイングを続けています。
当初はほぼカタカナ英語でしたが、最近は多少英語らしい音が出てくるようになりました(とは言うものの本人にはあまり実感がないのですが...)。
さかい先生から変化が出てきたと指摘頂いたこともあり、これまでの経過を簡単に記載します。
『
2011/07/上旬:1日約30分のシャドーイング開始。主な切っ掛けとしては、
ずっと読書のみだったため音の方にも興味があった、いつの日か英語のドラマや映画を見たいと願っていた、さかい先生が熱心に勧めて下さった、など。
当初はOxford Reading TreeやOxford Wolf Hillなどの比較的遅い素材を繰り返していた。
当時の音声を聞くと、カタカナ英語のまま素材に似せており気持ち悪く聞こえる。その後さかい先生より「無理に似せようとせず、腹式呼吸でお腹から力強く声を出すように。」と教わる。元々英語の音なんで出るわけないだろうと考えていたため、重低音を出すことばかり気にしていた。
※BBCのニュース等を時々視聴する。内容は理解できず。国名と人名だけは多少聞きとれるため、わかったことにする。
2011/08/中旬:さかい先生にチェック頂いた処「全く進展がなく寧ろカタカナが酷くなっている。このままだと止めた方が良いかもしれない」との指摘があり、同時に”劇薬シャドーイング”を提示される。
15分ずつ聴き取れない素材/極端に早い英語素材をシャドーイングするやり方を教示頂き、シンハラ語/英語のAudioBookシャドーイングを開始。
シンハラ語のシャドーイングは内容が皆目分からず”ヘタウマ”の世界とは隔絶しているため、自分の発音の良し悪しも気にならなくなり楽になった。
家族から見放されはじめる。
2011/08/末:さかい先生より「カタカナが相当減った」との指摘あり、この後徐々に遅い素材に移行して行く。
※英語のドラマなどを週2、3話程度視聴するようになる(字幕無し)。何を言っているのかわからないが、アクション系など映像だけで粗筋の分かる物しか見ない。
2011/09/中?下旬:シンハラ語シャドーイングを卒業(合計17時間程度)。
英語の早い素材と遅い素材のシャドーイング(分速170?150程度)。
カタカナは多いが、モゴモゴという部分が増えてくる。
僅かに英語のような音も混じりはじめる。
会話と地の文の違いが分かるようになったとのこと。
?この間、徐々にモゴモゴ部分が増えて行くが、慣れの為か登場人物の台詞を自分勝手に演じるようになってしまい、徐々に一定の抑揚・リズムが目立つようになる。
2011/11/中旬:リズムなどが一定であるとの指摘を受けるものの、カタカナは減っている。音と音のつながりはほぼ英語のつながり方になって来た、とのこと。
AudioBook(この時はHarry Potterでした)を卒業し、より遅い素材(PenguinReaders系など)に変える。
?変更後、とても良くなった(登場人物の違いなどが明快になってきた)との指摘で、暫く素材を変えずに続ける。
しかし自分の録音を聞いても僅かに良くなった?程度の実感しか無い。
さかい先生がお忙しい事もあり、2ヶ月ほどそのまま続ける。
※BBC放送はなんとなく内容が判るような気になることが増える。
しかしニュースの背景知識によって僅に理解出来る単語から類推しているだけとも思える。
米ドラマは会話部分が相変わらず雑音だが、役者の質が高くストーリーや映像が和製のものとは比べ物にならないほど凝っているため、見続ける。
2012/01/中旬:カタカナ・モゴモゴが大幅に減った。”米が研げて研ぎ汁が澄んできた”とのこと。
電通大で学生の方のシャドーイングを聞かせてもらう。
さかい先生は同じ位と言うがどう聞いても英語に聞こえる。
自分の録音は良くなっているように聞こえないため、若干悩む。
意識的に素材の通り発音しようと無理に頑張ることに。
2012/01/下旬:変に意識したためかカタカナが増えたとの指摘。
何度も繰り返したため素材内容の分かる部分が増え、その部分がカタカナになっている。
自分で録音を聞いても良くない事だけはわかる。
さかい先生より早くて内容の分からない素材にするよう指示頂き、出来るだけ何にも考えずシャドーイングするように心掛ける(心掛けないように心掛ける...)
2012/02/上?中旬:毎週、以前より良くなったと指摘頂く、しかし自分の録音を聞いてもそこまでの実感がない。多少英語っぽくなっているとは思うのだが...
会話部分や母音が英語風になり、変なリズムも無くなってきた。イントネーションがとてもよいとのこと。
徐々に素材スピードを落として行き、分速170→140程度になる。
初見の本を朗読してさかい先生にチェック頂くものの、勝手な抑揚・リズムで読んでしまい、まだ早いとのこと。
※Twilightシリーズを2冊程リスニングのみで読む。
部分により理解度にばらつきがあるものの大凡のストーリーは理解できた。
BBCは単語などを聞き取れている感覚は余りないが内容はほぼ分かるように。
米ドラマは面白いものは多少分からなくなても気にならなくなる。
ドキュメンタリーなども見始める。
2012/02/下旬:肩の力が抜けやわらかくなった。カタカナも殆ど無くとても良いとのこと。
さかい先生は先週と比べてこんなに変わった理由が知りたいと言うのだが、個人的には良くなった実感が余りない。シャドーイングの度、素材の生音声と自分の発声を聞き比べていることになるため、欠点ばかりが目立つためかもしれない。
自分で良さを認識できていないということは、何かの切っ掛けでカタカナ英語に戻ってしまう可能性があり少々宜しく無いとの指摘あり。
』
総計約170時間強
時系列で記載するだけでかなり長くなってしまいました。
現状をざっと列記しますと、
・ニュースやドキュメンタリーはある程度内容が分かるようになった。
→日本語にはできませんが。
・インタビューや会話は難しい。
・リスニングのみでの読書はPenguinReadersのLv4-5程度までは大体楽しめる。
・発音などが向上した実感は余りないが、時々認識できていない音(英語の音?)が口から出ることがある。
→指導時に、子音がはっきりしている、THの音が出ていた、などの指摘が出ることがありますが本人には皆目わかりません。
・どうも本が読めない(単なるスランプだと思われますが...)。文字を読む忍耐力が減った?
・人前などでシャドーイングをやると緊張のせいかカタカナやリズムの悪さなどが出てしまう。
・聞いた音から文字がイメージできない。英語での思考はまだ殆どできない。
現在までで1100万語程度。読める本レベルは余り上がっておらず易しいPB?PenguinReadersLv6程度が何とか読める程度です。
最近音声や映像の比率が急激に上がっており、長い本はそれだけで読む気がしなくなるというナマケモノモードに入っております。
私は伸びが遅いタイプで、未だにYL0.nの本をぱっと見ても内容が分からなかったり、子供が2、3語言った内容を聞き取れないことがあります。
つい難しい長編などに手を出してはスランプに陥りさかい先生に叱られては簡単な本からやり直すということを繰り返しており、成長曲線は階段よりノコギリに近い感覚です。
個人的な劇薬シャドーイングのメリット・デメリットについては
▽メリット
・身構えなくて良い(というより頑張ると大抵マイナスに作用します)。
・気楽(素材も自分も何を言っているかわからないので)。
・聴く能力の向上。
・Audioへの抵抗感(*1)が減る
・読書に疲れた時の逃げ道ができた。
*1:私自身、元々英語音声だけで内容が楽しめるなどとは考えていませんでした。ドラマや映画の視聴も遠い将来に出来ることだと思っていましたが、やってみると案外分からなくても楽しめました。
▽デメリット
・過去の勉強の否定。(*a)
・退屈感、疲労感。(*b)
・素材を探すのが大変(*c)
・自分の進展具合がわからない(*d)
・時間が掛かる(多読もそうですが数日数週間では結果は出ないと思います)
*a:英語の発声練習などを続けられてこられた方の中には、今までの自分を否定されるように感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
実際にはある程度続けた後の効果はそれまでの蓄積に積算されるように感じられました。
*b:主に散歩中にシャドーイングを行なっていますが雑音が入るため余り良くないです。しかし部屋の隅で壁に向かって30分というのは私には(家族にも)無理でした。ながらシャドーイングでなければ継続出来なかったと思います。
人によっては内容の分からない素材を聴き続けるのは苦痛になってしまうようです。
*c:性質上どうしても色々な音声素材が必要になってきます。特にスピードを簡単に調べる方法がないため、丁度よい素材を探すのは面倒です。
*d:不思議なことに自分のシャドーイング録音を聞いてもそれほど良くなった印象を受けません。他の方も似た報告をされているため、自分では判り難いようです。
進み具合が判らないため間違ったやり方になっていないかなどを、定期的にチェックして貰う必要がありそうです。
まとめ
シャドーイングはほぼ習慣化しており、これからも無理なく続けていくことができそうです。
英語の習熟曲線は直線に伸びるものではないらしいのでその時点では分からないものの、何となく振り返ってみるとやはり興味を惹かれることや楽しいことをしている時に伸びていることが多いと感じます。
記録をから読み取れるのは、3歩進んで2歩下がる如くの千鳥足日記ですし、正直な処自分でも本当にニュースなどの内容が分かっているのかな?と思うこともあります。
ですが、最近は学習のためではなく、単にニュースが聞きたい・ドラマが見たいためにチャンネルを合わせたりラジオを点けたりするようになってきました。
24やPrisn Break(何れも米ドラマ)が見たいから電源ボタンを押す、気になるニュースのためにBBCを聴くといったことを、1・2年後の自分ができるようになると思えたことは以前にはありませんでした。
多読を続けた結果読みたい本を読めた時にも感じましたが、以前は見ることのできなかった世界が眼前に開けたように感じます。
纏まりの無い文章ですが、劇薬シャドーイングについて耳にしたものの躊躇されている方が一考される機会になれば幸いです。
以上