酒井せんせい、こんにちは。
先日、「だれでも多読武蔵野・三鷹」で指切りして以来、先延ばしにしていた報告をやっとします。
フォーラム初投稿かも・・・
私が今とっている、インターネット大学CourseraのPhilosophy入門の講座には、いろんな哲学者の格言が引用されます。
私の英語力のせいもあって早くもドロップアウト気味ですが、
英語力うんぬんではなく、俯瞰的に英文をとらえる力がtadokuで培われる事例かなと思うことを一つ。
Often the worst thing to do with what looks like a real philosophical question is to answer it.
It can get in the way of fuller understanding of what the problem really is and where it comes from."
Barry Stroud
この文章がぱっとわからくて、行きつ戻りつ考えていたら、横からのぞいた中1の娘が、
「哲学は答えることが大事なんじゃなくて、答えを出すまでが大事なんだ。」
というようなことを言いました。
単語の意味や文章の構造に振り回されるず、この哲学者が何を言いたいかを感じることができている気がしました。
面白いのは、今日、もう一度娘にこの文章を見せたら、訳そうとしてしまってうまく言葉にできなかったことです。
最近は授業で和訳をする機会が多く、うまく英語脳にチェンジできないようです。
子供は柔らかい分、影響も受けやすいのかな。
娘のtadokuも気付けば100万語を超え、先日受けた英検準2級の長文とリスニングは正答率が9割でした。
そして長文が楽しく読めたと言っていました。
最近は音なしで読むのを好むようになり、読む本も1000語以下が多いです。
短めの本を読んで100万語、というのはやはり目安になる気がします。
あと、tadokuは限りなく自転車に乗る練習に近いと実感しました。
自転車は一度コツをつかむと、しばらく乗っていなくてもまた乗った時にすぐに乗り方を思い出します。
娘も中学生になって忙しくなってから、「だれでも多読」にも行かなくなり、英語の本を読む機会が減っていましたが、
準2級を受けるので、意識的に本を沢山読んだら、すぐにカンが戻ったようです。
とはいえ、娘もまた「だれでも多読」に行って、本をコンスタントに読んでくれればなあと思います。
では、せんせい、また武蔵野プレイスでお待ちしています!
kiwi (Ai)