●2013/07/30
21:30?
猛暑と豪雨で日本列島が揺れておりますが、多読界にも激震...というより狂乱のお祭り騒ぎが。
Amazonの出血大サービスなのか、はたまた...。
※・書名[著者名]で記載しています。
▽AmazonのKindle本無料祭りについて ※様々な本が無料で提供され、大量に入手された方が続出。
→(開始前から活発な会話が始まっており)Amazon.jpだけでなく、.comでも無料本が出ていた。
→(何人か.jpのみと思っていた人が悲鳴を上げる)そうだったんですか。。。
・26 Fairmount Avenue (A 26 Fairmount Avenue Book)[Tomie dePaola]
http://www.amazon.co.jp/26-Fairmount-Avenue-Book/dp/0698118642/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1375187808&sr=8-1&keywords=26+fairmount+avenue/tadokuorg-22/→イタリア系とアイリッシュ系の両親の間に生まれた主人公(続巻では妹が誕生)の日常を描くシリーズ。
続巻多数。短めで読みやすい。作者の日常体験がベースになっている。
→作者が朗読する音源もあるが、テープなので入手は難しそう。日本語版もあるようだ。
4巻くらいから主人公の書く日記が登場し、挿絵も入ってくる。
・One and Only Ivan [Katherine Applegate]
http://www.amazon.co.jp/The-Only-Ivan-Katherine-Applegate/dp/0062135791/ref=tmm_pap_title_0?ie=UTF8&qid=1369141987&sr=1-1/tadokuorg-22/→イギリス版を入手できたので読んだ。有名作家の作品であり、読みやすそうだと思ったが、その通りだった。
(追記)アメリカ版にはイラストが付いており、構成も若干異なるとのこと。・The Weight of Water [KSarah Crossan]
http://www.amazon.co.jp/The-Weight-Water-Sarah-Crossan/dp/140883023X/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1375187635&sr=1-1&keywords=the+weight+of+water/tadokuorg-22/http://www.amazon.com/The-Weight-of-Water-ebook/dp/B006PEYXLW/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1375188614&sr=8-2&keywords=The+Weight+of+Water#reader_B006PEYXLW→紀伊国屋バーゲンで入手。内容をぱっと確認したら詩のような体裁で文字が少なかった。
ポーランドの少女が父を探しにロンドンに出てくる、という痛々しい形の背景だが、淡々と進む文章が心にしみる。
後半は少女の恋愛や近所との交流など多少は明るい内容も。
→Look Insideがで見ると本当に詩のような文章。
→一章が短くてとても読み易い。詩的な重ね合わせの意味を盛り込んだ箇所もあるが、本来の詩集とは違うのでそれほど複雑ではないと思う。
→行間を読む所までいけなかったとしても、表面だけでも面白いYA小説として楽しめる。慣れてきたら深読みもできるので二重にお得かもしれない。
→こういう本はどこで見つけるんだろう。。。
・Capital Mysteries #12: The Ghost at Camp David: Capital Mystery Series, Book 12 [Ron Roy]
http://www.amazon.co.jp/Capital-Mysteries-12-Stepping-ebook/dp/B0036S49PA/ref=sr_1_18?s=english-books&ie=UTF8&qid=1375187238&sr=1-18&keywords=capital+mysteries/tadokuorg-22/→多読初期から読んでいた。読み易くずっと読んでいたが、長く離れていた。久々に読んだが、やはりやさしく楽しめた。
A to Zシリーズより読みやすいと思う。最近また表紙の挿絵が変わった模様。
→表紙の挿絵はこれで二回、中身は三巻辺りで一回変わった。
→#14まで刊行しているらしい。なお初期の挿絵は以下から確認。
http://www.amazon.com/Capital-Mysteries-Cloned-President-Stepping/dp/0307265102/ref=tmm_pap_title_0?ie=UTF8&qid=1375189492&sr=1-1→挿絵を語り合いたかった。個人的には初期の挿絵が一番好き(賛同者数名アリ)。
・Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga #1)[Patricia MacLachlan]
http://www.amazon.com/Sarah-Plain-and-Tall-ebook/dp/B00BS8SO9M/ref=sr_1_1_title_0_main?s=books&ie=UTF8&qid=1375190025&sr=1-1&keywords=sarah+plain+and+tall/→これも児童書で簡単ということで読み始めた。面白いのだが、、、良い人がいっぱいで大人になった身としては心が痛い。
・The Matchbox Diary [Paul Fleischman]
http://www.amazon.co.jp/The-Matchbox-Diary-Paul-Fleischman/dp/0763646016/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1375187558&sr=1-1&keywords=the+matchbox+diary/tadokuorg-22/→ハードカバーでとても綺麗。中を一目見て買うことに決めた。
イタリア移民のおじいさんが自己の半生を語って聞かせるという形式の絵本。
文字を書けなかったため日記代わりにとっておいた
写真品々から、今に至るまでの人生の思い出が溢れ出す。
・Frindle [Andrew Clements]
http://www.amazon.co.jp/Frindle-Andrew-Clements/dp/0689818769/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1375188710&sr=1-1&keywords=frindle/tadokuorg-22/→いまさらFrindle を読んだ。天邪鬼なのでずっと置いておいたが、あらためて読んだらとても良かった。感想が平凡。。。
→そんなことはないですよ。Andrew Clementsは良い本が良いので興味のある方は是非。
・
Finding HanFinding Hannah [John R Kess]
http://www.amazon.co.jp/Finding-Hannah-ebook/dp/B0086ZK4Y8/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1375190098&sr=1-1&keywords=finding+hannah/tadokuorg-22/→ブームになった時に入手した。面白いミステリー。ネタバレ厳禁。
→出だしはゆっくりで、60%くらいから一気に加速する。
→そこそこの長さのYA小説。5,5000語くらい。
→ミステリーというより秘密を抱えたサスペンス・アドベンチャー。ストーリーは一本道。
→文章は簡単で、何となくの理解でも読み進められる。
・The Winter Letter ('The King of All') [Dustan Stanley ]
http://www.amazon.co.jp/The-Winter-Letter-King-ebook/dp/B007GDUACC/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1375190762&sr=1-1&keywords=the+winter+letter/tadokuorg-22/→Kindle入手後、最初に購入した1冊。表紙が綺麗。内容はファンタジー。
現代から異世界へ。導入部分が取っつきにくく何回か投げた。その後寝落ち本にするなど努力を重ねようやく読了。
最後のオチがファンタジーにしてもやり過ぎではと思わせる内容。一応区切りは付いているが、続巻も刊行。
→なんか、むずむずする批評だな・・・
→他のムズムズ点としては、途中で対立していたグループに合流してそのまま冒険を続ける主人公に若干違和感が。
是非どなたか読んで欲しい。そして感想を教えて貰いたいです!
・So B. It [Sarah Weeks]
http://www.amazon.co.jp/So-B-It-ebook/dp/B002R2OFDM/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1375191815&sr=1-1&keywords=so+B+it/tadokuorg-22/→ずっと置いてあったがようやく読んだ。長い時間が経過し変色してしまった。。。
最初の10章くらいまでは乗れず、こんな人達が実在するのかと思ったが、その後は読ませる内容だった。
他の方にも勧められる本でホッとした。
主人公の女の子と脳障害を患っている母がある家を訪ね、隣家に移り住む。
この母娘を訪問先の住人(外出恐怖症)が面倒を見るというストーリー。
ある出来事を切っ掛けに主人公はバスに乗り自分探しの旅を始めることになり...。
A Walk to Remember Walk Two Moons (by Sharon Creech)のような体裁。
・The Sign of the Beaver [Elizabeth George Speare]
http://www.amazon.co.jp/The-Sign-Beaver-ebook/dp/B003JTHWNW/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1375192120&sr=1-1&keywords=the+sign+of+the+beaver/tadokuorg-22/→時代はアメリカ開拓時代。主人公マットは12歳の男の子。
西部への開拓としてやってきた父子だったが、開拓小屋ができた次点で父親は残りの家族を迎えに元の住居に戻ることになり、彼は一人で小屋を守ることになる。
過酷な留守生活により大怪我を負ったマットを助けたのはネイティブ・アメリカンの
親子祖父と孫だった。
彼らとの交流と主人公の成長が丁寧に書かれており、とても満足できる本。
・A Corner of the Universe [Ann M. Martin]
http://www.amazon.co.jp/Corner-Universe-Ann-M-Martin/dp/0439388813/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1375193759&sr=8-2&keywords=A+Corner+of+the+Universe/tadokuorg-22/→児童書なのだが、登場人物が自殺してしまうという内容で、大人には良いが子供に進めるのは躊躇してしまう本。
・The Baby-Sitters Club Super Special #1 : Baby-Sitters on Board! [Ann M. Martin]
http://www.amazon.co.jp/Baby-Sitters-Club-Super-Special-ebook/dp/B00C2YW6EA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1375193785&sr=8-1&keywords=The+Baby-Sitters+Club+Super+Special+%231/tadokuorg-22/→アメリカの女の子がベビーシッターを始めたことから始まる騒動記。アメリカの日常生活や文化が垣間見れる。
・Family Tree #1: Better to Wish [Ann M. Martin]
http://www.amazon.co.jp/Family-Tree-Better-Wish-ebook/dp/B00B9FX05M/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1375193898&sr=8-1&keywords=Family+Tree+%231%3A+Better+to+Wish/tadokuorg-22/→作者の更に別のシリーズ。
・Heart of a Samurai [Margi Preus]
http://www.amazon.co.jp/Heart-Samurai-Margi-Preus/dp/1419702009/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1369122757&sr=8-1&keywords=%EF%BC%A8%EF%BC%A5%EF%BC%A1%EF%BC%B2%EF%BC%B4%E3%80%80of++a+SAMURAI/tadokuorg-22/→ション万次郎の名前は知っていても具体的な知識がなかったので楽しめた。
作者が日本文化に沿って書いていて面白いのだが、外国の読者はとっつきにくいのではないかと思った。
→アメリカでの生活を描いた部分は興味深かった。
なお、次回のブックトークおしゃべり会は9/10(火)21:30?の予定です。