ブックトークのスカイプおしゃべり会(2013/04/24)紹介本ログ
●2013/04/24
21:30?
すっかり暖かくなりました。今回は特に話題に登った本が多く、猟書の方も手応えがあるかもしれません。例のごとくですがよろしくお願いします。
※・書名[著者名]で記載しています。
さかい先生
・The Shape of Water (Inspector Montalbano 1)[Andrea Camilleri]・A Quiet Flame [Philip Kerr]
http://www.amazon.co.jp/Quiet-Flame-Bernie-Gunther-Mystery/dp/1847245587/ref=tmm_pap_title_0?ie=UTF8&qid=1366971954&sr=8-1%2Ftadokuorg-22%2F/tadokuorg-22/http://www.amazon.com/Quiet-Flame-Bernie-Gunther-Novel/dp/0143116487/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1366947947&sr=1-1&keywords=a+quiet+flame/→この所、スコットランド人作家の手による、シリーズ小説を読んでいる。一言で言うとハリー・ボッシュ風。1950年代の南米を舞台にした殺人事件にナチス戦犯や当時の政治情勢が絡む。お勧めの小説。
→(Ernieさん)子ども向けの小説も書いている模様。
http://www.amazon.com/Akhenaten-Adventure-Children-Lamp/dp/0439670209/ref=la_B000AQ3KZ6_1_12?ie=UTF8&qid=1366807188&sr=1-12Hideさん
・Scorpia Rising: An Alex Rider Misson[Anthony Horowitz]
http://www.amazon.co.jp/dp/B0049U4NQO/tadokuorg-22/→シリーズが進むに連れ暗さがいや増していき正直辛くなってきたが、最終巻のため読んでいる。が、また続きが出るらしい。事件に巻き込まれた主人公が嫌々ながら状況に対処してゆく。主人公の過去や周辺の事実が明らかになるに連れ話は陰惨な方向へ。
決してアメリカでは書かれないであろう展開のシリーズ。
・Russian Roulette: The Story of an Assassin (ALEX RIDER)[Anthony Horowitz]
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BPDRPZY/tadokuorg-22/メロディ♪さん
・Charlie and the Great Glass Elevator [Roald Dahl]
http://www.amazon.co.jp/dp/B0093X80VQ/tadokuorg-22/→有名シリーズの二作目。奇想天外な筋立てが面白く、良くこんなことを思いつくなと感心しながら読んだ。面白そうだったのでチャレンジしたが楽しめたのでよかった。1作目も良かった。結末から繋がると思ったら良い意味で裏切られた。
→(Ernieさん)映画と小説で結末が違うので、そういうところも面白い。
→(AMINOさん)WONKAチョコレートは正直日本人には甘すぎる。
→(その他のみなさん)同意。それに大きすぎる。。
→(AMINOさん)ダールは他にも良作が多いので楽しみにして下さい。最後にマチルダがお勧め。
→(Ernieさん)マチルダのほうが簡単では。
→(AMINOさん)そうなんだけれども、序盤がちょっと取っ付きにくいかもしれないので。
AMINOさん
・Never Let Me Go [Kazuo Ishiguro]
http://www.amazon.co.jp/dp/B002RI9ZX6/tadokuorg-22/→しばらく児童書を読んでいたので、久し振りにペーパーバックを読もうと思いチャレンジした。字が小さく分量も多いので難儀していたが、中盤まで読み進んでしまい辞められなくなった。
→(Ernieさん)評価がすごく高いが人によっては合う合わないがある模様。
→(AMINOさん)場面場面の情景が想像しづらいのが合わない原因かもしれない。個々の文章は難しくないが、小説としては難解。しかし、こういった本を読むことが本来の読書なのかとも考えるようになった。
→(Owlyさん)映像化されている。
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%82%92%E9%9B%A2%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7+dvd&tag=googhydr-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=19969822967&hvpos=1t2&hvexid=&hvnetw=s&hvrand=16703652677071015&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=e&hvdev=c&ref=pd_sl_6gafvk2e7e_e/tadokuorg-22/→(Owlyさん、Ernieさん他)なんだかんだ言っても文芸作品だから。。。
→(Ernieさん)読み合わったら改めて感想を教えて下さい。
purin purinさん
・The Millennium Trilogy: The Girl with the Dragon Tattoo, The Girl Who Played with Fire & The Girl Who Kicked the Hornets' Nest (a 3-in-1 ebook pack)[Stieg Larsson]
http://www.amazon.co.jp/The-Millennium-Trilogy-3--ebook/dp/B00AE4OGCU/ref=sr_1_1?s=foreign-ebooks&ie=UTF8&qid=1366809752&sr=1-1&keywords=dragon+tatoo/tadokuorg-22/→ミレニアムがようやく終わった。とても面白かった。
1巻目の時点でも楽しめたが、巻を重ねるに連れスケールが増し最後は国家規模の重厚な展開になる。作者が急逝したのがとても残念。
→(Ernieさん)以前に先生とも盛り上がった。最後はまだ続いてもおかしくないような終わり方をするだけに。。。
→(purin purinさん)原語版(スウェーデン語)のドラマも見てみた。楽しめたがやはり複雑なストーリーと伏線を映像化するのは無理がある印象。
Arabel's Raven (Arabel and Mortimer)[Joan Aiken (著), Quentin Blake (イラスト) ]
http://www.amazon.co.jp/Arabels-Raven-Arabel-Mortimer-ebook/dp/B003X09YKQ/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1366809943&sr=1-1&keywords=Arabel%27s+Raven+%28Arabel+and+Mortimer/tadokuorg-22/→(purin purinさん)4話構成の子ども向け小説。タクシードライバーの父が拾ってきたカラスと主人公の友情?物語。主人公は気に入っているが、このカラスがとにかくとんでもない鳥でそこいら中で騒動を巻き起こす。その辺りがとてもシニカルに描かれていて面白い。うまく言えないがどうも読み進めるのは難しかった。
Owlyさん
・The Owl Service [Alan Garner]
http://www.amazon.co.jp/The-Owl-Service-Alan-Garner/dp/0007127898/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1366810239&sr=1-1&keywords=The+Owl+Service/tadokuorg-22/→ウェールズ語が使われており難しかった。"Service"がディナーセット皿一式の意味で使われており邦訳もある。かなり昔だが作者も参画した形でドラマにもなった。
ウェールズ神話を下敷きにした重層構造になっているが、ファンタジー的なストーリー展開にはならず、人間関係主体のもっとドロドロした筋立て。児童向けなのか少々疑問を覚えた。
何とか最後まで読み通した後邦訳を再読したら、だいたい分かっていてひと安心した。
進んでおすすめは出来ないが、機会があれば。
個人的にはもう少しファンタジーよりのほうが楽しめたと思う。
MIKIさん
・The Owl Service [Alan Garner] ※修正しました。ごめんなさい。
・A Dance with Dragons [George R.R. Martin]
http://www.amazon.co.jp/Dance-Dragons-Song-Fire-Book/dp/0553841122/ref=tmm_mmp_title_0?ie=UTF8&qid=1366846364&sr=1-1/tadokuorg-22/tadokuorg-22/・1?5巻セット
http://www.amazon.co.jp/Game-Thrones-4-Book-Bundle-ebook/dp/B004JN1D2I/ref=sr_1_1?s=foreign-ebooks&ie=UTF8&qid=1366847690&sr=1-1&keywords=Game+of+Thrones/tadokuorg-22/→5巻を1年以上読んでいる。あまりにも読むのが遅いので、AudioBookを確保した。現在8割くらいまで。
→(Owlyさん)そこまで読んでいるのが本当に凄い。
→(MIKIさん)言われているほど読みづらくはない。慣れてくると読み進むようになる。
→(Owlyさん)登場人物が多すぎて相関関係が把握できない。
→(MIKIさん)そのうえバタバタ死んでいくし。。。
→(Ernieさん)忘れたりはしないのか?
→(MIKIさん)忘れる都度前の巻を読み直している。kindleになると登場人物を検索できるようになるのでとても便利になった。
・How Much Is a Million [David M. Schwartz, Steven Kellogg]
http://www.amazon.co.jp/Million-Anniversary-Edition-Reading-Rainbow/dp/0688099335/ref=tmm_pap_title_0?ie=UTF8&qid=1366811119&sr=1-1/tadokuorg-22/※com版
http://www.amazon.com/Million-Anniversary-Edition-Reading-Rainbow/dp/0688099335/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1366811234&sr=8-1&keywords=How+Much+Is+a+Million→百万を実際に数えたらどれくらいなのだろう、という絵本。
数の膨大さが感じられて面白い。でも英語の役には立たない。
katobushiさん
・One and Only Ivan [Katherine Applegate]
http://www.amazon.co.jp/One-Only-Ivan-Katherine-Applegate/dp/000745533X/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1366812866&sr=1-1&keywords=The+One+and+Only+Ivan/tadokuorg-22/※audible(MIKIさん)
http://www.audible.com/pd/ref=sr_1_1?asin=B00BJ88LLW&qid=1366812685&sr=1-1→先ほど読み終わったばかり。アイバンが非常に良かった。淡々と暗い内容だが、最後までゆっくりと進んで行きとても良かった。
あまり難しいとは思わなかったが動物世界のため単語の類推が利かなかった。また、動物に割り当てられた名前に馴染みがなく、混乱した。
前半はずっと諦観の中で進むが、中盤以降話が動き出す。これほど静かな話でこんなに感動できるのかと驚いた。
朗読も良かったが、速度は遅かった。しかし低音で朴訥と喋り、たっぷりと間を取るのでまるで本当にゴリラが喋っているような気持ちになる。
→(katobushiさん)因みにニューベリー賞と言うのはどういう賞なのか?
→(AMINOさん)毎年選出される賞で、タドキストの救いの神。
→(Owlyさん)数点の候補作の中から大賞が選ばれる。ただ必ずしも読みやすいわけではない。
→(AMINOさん)若干お行儀が良いというか、教訓めいた内容の小説が多い。但し質は高い。
→(Owlyさん)ある程度レベルが上ったなら、読んでみると楽しめる。更に同作者の他の作品を、という具合に広げていける。
→(MIKIさん)ニューベリー賞のページ。
http://www.ala.org/alsc/awardsgrants/bookmedia/newberymedal/newberymedal→(katobushiさん)音声と文章が違うというのは良くある...?
→(AMINOさん)良くある。達人はそのまま聞き読みする。文が変わる場合と、カットされる場合がある。
・There's A Boy in the Girl's Bathroom [Louis Sachar]
http://www.amazon.co.jp/Theres-A-Boy-Girls-Bathroom/dp/0394805720/tadokuorg-22/→(katobushiさん)とても良かった。かなりの名作と聞いているが。
→(AMINOさん)皆読んでいる。読んでいない人はもぐり。これを読んだら次はSomeday Angeline。
→(MIKIさん)本はこれ。
・Someday Angeline (Avon/Camelot Book)[Louis Sachar]
http://www.amazon.co.jp/Someday-Angeline-Avon-Camelot-ebook/dp/B0050IKE9O/ref=pd_sim_kinc_1/tadokuorg-22/→(AMINOさん)その後は続編Dogs Don't Tell Jokes に進む。
→(MIKIさん)同上。
・Dogs Don't Tell Jokes (Avon/Camelot Book)[Louis Sachar]
http://www.amazon.co.jp/Dogs-Dont-Tell-Jokes-ebook/dp/B004ZZH3QK/ref=pd_sim_kinc_1/tadokuorg-22/・Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga #1)[Patricia MacLachlan]
http://www.amazon.co.jp/Sarah-Plain-Tall-Saga/dp/0064402053/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1364391452&sr=8-1/tadokuorg-22/→(katobushiさん)サラシリーズに関して。子どもと継母の関係については、原作ではあまり気にせず淡白なのかなと。その辺り日本と感覚が違うと改めて感じた。アメリカでは皆ああなのだろうか。
→(Owlyさん)やはり状況に寄るとしか。また、時代背景も違う。
Ernieさん
・M Is for Magic [Neil Gaiman]
http://www.amazon.co.jp/M-Is-for-Magic-ebook/dp/B000YMDQQ4/ref=sr_1_1?s=foreign-ebooks&ie=UTF8&qid=1366814380&sr=1-1&keywords=M+is+for+Magic/tadokuorg-22/※リンク何れもMIKIさん
→久し振りにNeil Gaimanの短篇集を読んでみたが、難しい言葉を使っていない割に難解だった。
中にBotが出てきたので調べてみたら、この短編が後にグレイブヤードブックの1章になっていた。
・Graveyard Book [Neil Gaiman]
http://www.amazon.co.jp/The-Graveyard-Book-ebook/dp/B0011UJM48/ref=sr_1_3?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1366814430&sr=1-3&keywords=Graveyard/tadokuorg-22/雲山
・The Sword Thief (39 Clues) #3[Peter Lerangis]
http://www.amazon.co.jp/The-Sword-Thief-39-Clues/dp/0545060435/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1366809136&sr=8-1&keywords=The+Sword+Thief+%28The+39+Clues/tadokuorg-22/→39 Clues3作目。日本と韓国が舞台となっている。若干ストーリーが飛び気味な点もあるが、うまく目をつぶって読み進めると良いかもしれない。マンガ的?
次何を読めばよいか困っている。
→(AMINOさん)少し方向を変えて、ロマンス物なども良いかもしれない。
→(Owlyさん)James Pattersonが恋愛モノを出している。
・Suzanne's Diary for Nicholas [James Patterson]
http://www.amazon.co.jp/Suzannes-Diary-for-Nicholas-ebook/dp/B0053YQC5K/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1366815542&sr=1-1&keywords=james+patterson+diary/tadokuorg-22/5/21 5/28(火)21:30?SHERLOCKおしゃべり会が開催予定です。
なお、次回のブックトークおしゃべり会は
5/28 5/21(火)21:30?の予定です。