こんにちは。シャドイング無しには言語の習得は無いなと改めて思うKoです。
さかい先生と約束してからずいぶんと時間が経ってしまいました。本当にすみません。
リングキャッチャー解析で忙しかったり頭痛が来たり風邪を引いてしまったり投稿に尻込みしたりと色々と言い訳をしておきます。
で、さっそく「今夏の東南アジアの旅とそれが英語にどう影響があったのか」をこっそりと報告したいと思います。
文章ヘタなので皆さんあんまり見ないでください。
今夏8月31日〜9月27日の4週間、東南アジアをぐるっと回ってきました。
ルートは
「タイ・バンコクに降り立ち、陸路でカンボジアのシェムリアップで遺跡群を観光
→銃社会でちょっと恐ろしいプノンペンを経由して
→全く行く予定の無かったベトナムはホーチミンでベトナム人の荒い人使いでつらい思いをしながら
→ニャチャンビーチで半日日光浴をして
→世界遺産のホイアンでほっと一息して
→見所のないダナンで無駄に時間を過ごし
→魔の深夜バスで36時間かけて、乗っていたバスがバイクを轢きながら
→ラオスのルアンパバーンで托鉢が思っていたより小規模でがっかりして
→南に下ってヴァンヴィエンでゆっくりして
→ヴィエンチャンは素通りすることにして
→ノーンカーイからタイに入って夜行列車の食堂車両で現地人と会話を楽しみながらバンコクへ戻る」
という感じでした。インドシナ半島を反時計回りに移動した格好になります。
では、今回の旅で感じた英語関係の話題に入りましょう。
■1.旅を終えての"飛ばし読み"
旅から帰って飛ばし読みが一段とできるようになったと感じます。なぜですかね。。
何と言うか、いちいち細かい所を気にしていたら会話のスピードについていけないですよね。
ー聞き流すー
これです。
旅先では様々な人と出会いました。現地人をはじめとし、オーストラリア人、アメリカ人、バスク人、スペイン人...。
会話をしている時はいい具合に聞き流さないと、会話が先に進まない。もしも途中で会話がかみ合わなくなったら、その時に問い返して確認する。
この姿勢が帰国後の"飛ばし読み"にいい影響を与えたんだと思います。
※ただし、会話をしているときは頭はフル回転です。たとえビールを飲んでいても、フル回転。
なんだろう、この緊張感を伴った英会話というのが結構効力を持つのではないかと。
ラオスで会ったオーストラリア人からSHANTARAMという本を紹介されました。Amazonで注文して家に届いてびっくり。厚さが4.5cmもあるではないですか。
でもFacebookで本について語ってみたい、という思いがどうしてもあり、勢いで読み始めたら読めました!というのはウソで、今21ページでストップしています。。
でも、読めないことはないんです。なんとなくはわかります。主人公らしき人物がインドで宿を取ろうとしてるやりとりとか。
まあ、あとはわかりません...。のんびり読み進めたいと思います。
■2.ネイティブよりも英語が第二言語の現地人と話すと面白い
カンボジアやラオスでのゲストハウスのオーナー、夜行列車の食堂車両で知り合ったバンコクの人(彼はバンコクのEPSONで働いているエリート)。
彼らとは第二外国語同士。これが話しやすい。Three years ago, I go to〜なんて平気で言ってくる。こうなるとこっちも安心して話せるものです。
双方文法なんて気にしてない。どんどん話しちゃう。そしてわかるんです。不思議ですね。
■3.劇薬シャドイングの効き目
その夜行列車で知り合ったバンコクの夫婦。別れる時にGood night !となるわけですが、そこは現地の言葉でやりたいもの。
タイ語でお休みなさいってなんて言うんですか?と聞くと、その"タイ語でのお休みなさい"を教えて貰ったわけですが(いや、もう覚えてませんが)、
それをそっくりマネしたわけです。するとそのバンコク夫婦が驚いた顔をして「どうしてそんなに発音がうまいんだ」と言うわけです。
嬉しかったですね。隣に座っていた日本人の方も真似していましたが、まあ、いわゆるカタカナ化したタイ語。私の発音にはかないませんよ〜。
はっきり言いましょう。劇薬シャドイングの成果だと踏んでいます。これは。
劇薬シャドイングは子供の頃の「周りの大人の言っている"難しいこと"を訳もわからずにそっくりそのまま繰り返す」あの感覚を呼び覚ましてくれました。
「無になれる、劇シャド。」
ですね。
■4.時制と単語で苦労
会話をしていて苦労したのがやはり時制と単語。こればかりはどうにもこうにも。。。まだまだ修行が足りません。読んだ量の少なさが影響しています。
時制ですが、感覚で捉えられるようになるのはいつになるのでしょうか...。これからの課題です。
わからない単語は別の簡単な表現を使って何とか伝えていました。でも、スマートじゃないですよね、これ。抽象的になればなるほど言い換えるのが難しい。
これも読んだ量に比例しそうですね。
■5.日本人旅行者の英語が通じてない - やっぱりシャドイング!
少なくなったとはいえ、夏休みはどこに行っても学生が多いですよね。非常に英語が堪能で尊敬できる人も多いのですが、
中には学校英語を一生懸命使おうとして伝わっていない、かわいそうな人も見かけました。
音読やシャドイングをやっていないんでしょうね。いわゆる"キレイな"発音なんです。でも、伝わらない。
一方、私の方はゴツゴツした発音では一発で通じる。
シャドイングをやっていると、英語の"雰囲気"が少しつかめるようになってくるような気がします。
その雰囲気丸出しで話しかけてみるわけです。
そう言えば、今回の旅では、3月に行った時よりも聞き返される回数が少なくなっていました。
発音記号では見えないもの。生きた英語に触れなければ生きた人間には通じない。
日本国内にいて手軽にできるもの、シャドイング。
なんて言いながら調子に乗っているわけですが、それぐらい効きますね。少なくとも私には。
そして忙しい忙しいと言って多読サークルに行かず、東1号館7階ベランダの"シャドイングステージ"にしばらく立たなかったら、、、
発音に陰りが出てきたり言い換える単語がとっさに出て来なくなったり、読み飛ばすのが難しくなってきたりして....
慌ててシャドイングを再開している昨今です。(でも、すぐに勘は戻りましたよ)
しばらくシャドイングとは離れられないようです。
シャドイング無しには言語の習得は無いなと思う所以です。
"俺には速読が役に立たなかった!!"という話もありますが、、今回はこの辺までにしておきます。
長文失礼しました。
PS.スライド発表は面白そうなのでぜひやってみたいのですが、今ひとつまとまったストーリーができない&リハーサルをやってみて意外と難しいことが
判明した、ので、あの、、その、、、12月後半になるかもです。