フォーラム出航記念！ 2011年 この本がよかった！

[さかい＠tadoku.org]

2011年もあとわずか・・・

ぜひ今年読んでよかった本を教えてください！

たとえばわたしの場合は



学生たちにも、「だれでも多読サークル」の社会人にも大評判のElephant and Piggie シリーズです。

字が大きい、絵の表情がいい、どこをとっても安心して開ける英語の絵本です。

特にこの巻は　多読　に通じると、わたしは密かに思っているのです！

みなさんのおすすめ本は？

補足
「おすすめ本」ではみなさん投稿しにくいのではないかという意見があり、
少しだけ書き換えました。

[Kemie]

Kemieです。
今年も残りわずかって、え？そんな時期ですか？
なんだか焦ります。。。

今年もたくさん読みましたが、印象に残った１冊はこれです。



2007年全米図書賞受賞作 YL４?５くらいかな。 5万語弱です。
翻訳も『はみだしインディアンのホントにホントの物語』というタイトルで出ています。

米国インディアン保留地に住む14歳の少年は、インディアンだけのHigh school に入学した日、
手渡された教科書に、持ち主として自分の母親の名前が書かれているのを発見します。
そんなに長い間使いまわされて来たという現実にカッとして、彼は教科書を放り投げるのですが、
それが白人教師の顔面を直撃！
その教師は、家で自粛している少年のもとを訪ね、インディアンの悲惨な現状に埋もれないために、
保留地を出て、白人の学校へ転校するよう勧めます。先生、殴られて目が覚めたんです！
そして少年は遠く離れた白人だけの学校へ一人で通うように。
その後の約1年を日記形式で描いたのがこの本です。
イラストがふんだんで、シリアスな内容なのにユーモアがあり、出会えたことを感謝したくなる本でした。

[グリーン]

英語なら今のところこれかなあ。


アメリカの富豪が1950年代に創設したローマの新聞社が舞台。オムニバス形式で、そこで働く人（編集局長、校正係、死亡記事担当者、パリの委託記者などなど）計11名のプライベート生活を、1人1章で描き、各章の最後には、この新聞社の歴史が織り込まれていく、という構成。章の中の主人公が、別の章で脇役登場したりもするんだけど、タフで嫌な奴かと思いきや、そのジャーナリストの顔の裏にある、屈折感、ほろ苦さ、人生の哀しい現実など、まあ、まとめてしまうとありがちな日常なんだけど、あっさりとでもテンポよく書かれていて、ホロリとしたりしんみりしたり、クスッと笑ったり。でも最後は、この新聞社の歴史と、現在そこで生きるそれぞれの人生が、見事に一体となって昇華される、というエンディング。

なにが好きだったのかというと、このあっさり感　と　テンポ（リズム？）が私には快適だった（って何を言っているんだか自分でもよくわからない・・・）

[せにょ]

このシリーズはすごいです。うちの生徒は、ORTと同等かそれ以上のクオリティーだ、と言っています。多読のスタートとしてマストです。

　　　　　　なんと、スペイン語版も　　　


ところで、このトピック、トップページから見られるようにした方がいいのではないでしょうかね。

[horimama]

みなさんのおすすめ、いいですね！
どれも未読の私……思わずAmazonさんでポチっとしてしまいそうになる??アブナイアブナイ。。

家にそろえている本は、だいたい読書記録手帳で マークがついている“定番”ばかりで目新しくありません。
2011年のおすすめと言えるほど読んでないし。
なので、最近、手にとった中から1冊ご紹介します。




ご存じ、TV放送も映画にもなった大ヒット少女漫画の英語版です

翻訳された漫画はたくさんありますが、この作品は高校生の日常が主なので、英語がわりと簡単♪
（高校の図書室なんかにおいたらいいのになぁ?）

心が乙女なそこのあなた に、おススメです

[みちる]

こんにちは。

今のところ、今年読んだ英語本で一番はこちら。



男たちが戦争に行き、
貧しい冬の生活を支えるためにお母さんが出稼ぎに行くことになった
女の子のおはなしです。

More than rain
More than snow

といったフレーズが忘れられない作品です。

寒い冬にそっと寄り添ってささやかな温もりを与えてくれるような本。

図書館で借りて読んだ本ですが、手元に置いておきたくてすぐに購入しました

[さかい＠tadoku.org]

Kemieさん、注文しました。学生たちが喜んでくれますように・・・！

グリーンさん、リズムがよいというので、いま　Kindle on iPod touch で読んでいます。

せにょさん、注文しました、どっさり。みんなが喜んでくれますように・・・！

horimamaさん、少女漫画は不得意で・・・　注文してませんが、紹介、ありがとう！

みちるさん、これから注文します。

どなたさまも、そろそろ2011年を振り返らないと、サンタさんが来てくれませんよ！！

[yukaffe]

多読を始めて４ヶ月半。お勧めなんて、書けるほどではないのですが。。。
アマゾンのデータをどうやって投稿するの？？ なんてことにも興味があったりして、
思わず来ちゃいました



オーストラリアでは、映画の公開が終わってしまったのですが、
２０１１年公開の映像のワンシーンが表紙のバージョン。中にも数ページ、映画のシーンの写真が挿入されています。
内容は、以前のものと一緒です。 なので、挿絵はちょっと古い感じでした。

ペットにペンギン？！あり得ない状況ですが、また楽しい。あり得ないながらも本当にペンギンを飼うことになったら？？
なんて思いながら読んで行くと引き込まれます。児童書なのに最後は涙、涙な終わり方なの？？　
なんて終盤思いましたが、さすが児童書！！　
子供の夢を壊さず書いてあります。　すっきり楽しく読めました。　
レベルは３〜４くらいだと思います。

[調布の佐藤]

みなさん、こんにちは。

もう走っているのですね、先生。

昨年秋の村祭りで仕入れた本です。最近の多読的おしゃべり会で、今この本を読んでいると私がお話ししたら、「シリーズとして続編がいくつも出ていて、やめられなくなりますよ」とうれしいような忠告をいただきました。私のほかにも読んだ方はいらっしゃるでしょう。



おじさんの死をきっかけに、子供が英情報機関の活動員になって、仮想敵の本拠地に潜入して活躍するというお話です。登場人物が少ない英国のテレビドラマを見ているようです。描写はけっこう冷たいです。無機質的。シリーズの第1巻ですので、続編で話が進むと明らかになるであろう伏線のようなものがいろいろとありました。

アマゾンで検索すると、同名の本がいくつか出てきます。私が読んだのは、表紙がアマゾンで出てくるのとは異なります。私が持っている本は、最終章の次に、続編の数ページが載ってます。うまい読者の引き付け方ですね。

少し長めの子供向け小説にトライするときに、試してみると良いかと思います。すぐに読めなくても、投げておきましょう。ほかの本をいろいろと読んだ後に、また手に取ると、意外と読めますよ。私がそうでした。

[AMINO]

今年は「これだ」と言う本に出合えてないなあと思っていました。
それが次の本を読むつなぎでもと軽い気持ちでダウンロードした児童書が大当たり！
９歳から１２歳向けですが探偵用語に慣れないうちは読みづらいかも。
でも途中からはページターナーです。
主人公の少年は１２歳。雰囲気はNate君がちょっと成長した感じ。
真面目に探偵やってます。というかやらざるを得ない？
真面目でしかも可笑しくてそして本格的な探偵小説です。
私は聞き読みで読んだのですがこの本は聞き読み推奨です。（理由は読めばわかります（笑））