TADOKU FORUMS - 多読フォーラム

みなさま

「NPO多言語多読」では、日本語学習者向けの日本語多読用読み物を作っています。
自費出版をはじめ、アスク出版、大修館書店からも出版されており、この14年間で、6レベル、115作品を世に送り出してきました。
国内外の日本語学習者にとても喜ばれているのですが、まだまだ数が足りません！
そこで、英語、韓国語、スペイン語、中国語、フランス語などなど外国語で多読を実践していらっしゃるみなさまにお願いです。
日本語多読の読み物作成に協力していただけないでしょうか？　ぜひアイデアをお寄せください！　数々のやさしい読み物を読まれているみなさんなら、きっとすてきなアイデアをお持ちのはず？！と期待しています

特にいま、募集しているのは、レベル0と１です。
レベル0は、英語多読で言うと、ピンクの本、ORTのStage1～2ぐらい。
ページ数は10～13ページぐらい。文字数は400字以内。
レベル1は、赤ラベルの本、ORTならStage3～4ぐらい。字数は400字～1500字
ページ数は同じく13ページぐらい。
レベル１はこんな感じです。
↓
http://tadoku.org/learners/book_ja/sample_hune

語彙や文法の制限もありますし、ビジュアル面（挿絵や写真はどうするか）など問題もいろいろありますが、それはあとでの相談、ということでまずは気楽に、こんなのはどう？とご提案いただけたらうれしいです

もちろん、レベル2以上を想定した読みものも歓迎です。
この作品のリライトはどう？など言っていただけたらうれしいです。
著作権の問題がありますので、作者没後50年以上を経過している作品はOKです。

あわの

あわのさん、みなさん、こんにちは！
じゅんじゅんです

本当に思いつきですが、書いてみますー。
イメージは Rookie Readers や welcome books です。
こんなの↓




タイトル　「そば」（おそばでも、蕎麦でも。。）

中身はどう書いていいか分からないので箇条書きで書きます。
文法制限というのも分からないので、適当です。

・日本にはいろいろな種類の麺類があります
・そのなかのほとんどが小麦粉でできていますが、おそばは違います
・おそばは、蕎麦の実（種）からできています
・作り方とか？（なんか適当ですみません）

・おそばは昔から日本にあるたべものです
・落語のなかにもでききます（時そば）

・どんぶりに入っているときは1杯、2枚ですが、ざるそば、もりそばなどは1枚、2枚と数えます
・おそばをゆでたときのお湯は、そばつゆで割ったり、お酒で割って飲みます
・そばアレルギーでは、微量でもアナフィラキシーショックを起こすことがあります（子どもが食べるには注意が必要）

・カップ麺、立ち食い蕎麦、おそば屋さんと、いろんなおそばがあります
・大晦日には、新しい年を健康で迎えられるよう蕎麦を食べます

・みなさんもおそばを食べてみてね！

おしまい！

順序や細かいことに拘らず、Rookie Readers や welcome books みたいに写真に数行の説明だけです。

頭の中ではなかなかいいアイデアだと思ったのですが、書いてみると読むにはちょっと頼りない感じかも。。

というか、こんな感じでよかったでしょうか？
あと、実はもうひとつ思いついたんですが、これよりもっと雑なイメージしかありません。
これよりも雑でも大丈夫ですか？

心配は尽きませんが、でももうひとつ思いついちゃうくらい楽しかったです！
これからも日本語多読用読み物作りがんばってください！

じゅんじゅん

天才バカボン　とか　杉浦茂の　猿飛佐助　とか？

The Diary of a Wimpy Kid みたいなもの？　Black Lagoon シリーズは駄洒落だからむずかしそう。

だれか、そういうとんでもない本をさらさらっと書ける人、いるんじゃないかな？
気楽に書いていいと思うんだけど。段階別読み物に料理するのはNPOでやってくれるので・・・

酒井先生へ
　おバカ本、いいですね。私も英語の本で一番気楽に読めたのがおバカ本でした。

じゅんじゅんさんへ
　食べ物いいですね。そば、まぐろ、うなぎ、うなぎパイ、カステラ、天ぷら。。。。。延々と作れそうです

あわのさん、みなさま、こんにちは。Julieです。

絵本ぽいイメージで。

タイトル「どうも」

田中さんは朝会社へ行きます。
近所の人が言います。
「おはようございます。」

田中さんが言います。
「どうも」

＝＝＝（というふうに「どうも」と答える場面が３回ほど続き）＝＝＝

奥さんが怒ります。
「あなたね、『どうも、どうも』って、いつも『どうも』ばかりじゃないの。
そんなんじゃ、気持ちが伝わらないよ。
『すみません』なら『どうもすみません』、
『ありがとう』なら『どうもありがとう』って
ちゃんと言いなさいよ。」

田中さんは、びっくり。
あわてて言います。
「……どうも。」

＝＝＝（本の小口部分で？、田中さんがテヘッの顔で「どうも、どうも」）＝＝＝


会社じゃなくて、学校でも、バイト先でも。奥さんじゃなくて、お母さんでも、恋人でも。
朝からはじまって、一日すごして、家に帰るイメージです。

それから、じゅんじゅんさんのRookieシリーズみたいなものというアイデアにのっかり、
「地震がきたら」
避難所などの日本語がむずかしくてよくわからないというニュースをみたので、
にげるときどうしたらいいか、やさしい日本語の本。

「お金」
一円玉、五円玉……と写真をのせ、千円札、二千円札、……紙幣といいます、とか。

「浅草」など観光地。「なまはげ」「ニホンザル」「こたつ」

「玄関」
玄関では靴をぬぎます。くつしたに穴があいているとはずかしい。
くつしたのまま、畳の上でゴロゴロします。
は～、くつろぐ～。
トイレのスリッパはトイレ用なのでトイレを出たらぬぎます。
スーパーマーケットに入るときは……、靴をぬがなくてもだいじょうぶ！

以上です。

じゅんじゅんさん、Julieさん、アイデアをありがとうございました！

ふむふむ・・・と読みました。
いろいろ妄想？じゃなかった、構想が広がります 。

食べ物は作ってみたかったです。
「そばの食べ方」など。
そばは3分以内に食べなければいけないそうです。
もちろん、音を立てなければいけないし。
噛んでもいけないそうです。
外国人がびっくりしますね～。

Julieさんの絵本「どうも」もおかしいですね。

「地震がきたら」
ドアを開けます。
机の下に入ります。
・・・
などすべきことをやさしい言葉と絵で教えるというわけですね。なるほど！

「玄関」というか、「靴を脱ぎます」に焦点をあてるのもおもしろいですね。

アイデア、助かります。ちっちゃなアイデアをコロコロ頭の中で転がして、寝かして育ててみます！
また、何か思いついたらよろしくお願いします！

あわの

Miyaです。英語多読を楽しみつつ、しばしば日本語多読の仕事に埋没してしまう。
でも、自分がTADOKUを楽しみ続けることこそ、本を作る活力の源じゃないかと思う今日この頃・・。　何としても楽しみ続けるぞー！

じゅんじゅん さん、Julieさん

早速に日本語多読へのアイデアをありがとうございました。
Rookies シリーズ、私も大好きです。「こういうの、できたらいいね」と言いながら、まさしくピッタリの写真をみつけるのが意外にたいへん。写真上手に撮れたらなあ！
今、素敵な写真がたくさんあって、その写真を使って本を作るという新しい試み(写真が先でそこに言葉を加える)をしています。
写真で協力して下さる方も大歓迎です。

「どうも」：一冊の本の展開、そして、どんな絵が欲しいかまで思い浮かべて下さっているところが、さすがにTADOKUを楽しんでいる方だと思いました。
私たち日本人は「どうも」というひと言にこめられるいろいろなニュアンスが、いろいろな場面から体に入っている。それがない人にこの本のおかしさがどんな風に伝わるだろう・・・そんなことを考えてみたいと思いました。でも、絵力があったら面白い本が作れるかも。
私は、そんな本ができたら、中上級の学習者や、実際に日本で生活している人に目にして欲しいなと思いました。
「地震が来たら」：私は、これは学習者向けのGRというより、絵入りの簡単な本にして、日本で生活をしている外国人が手に取れるようにできたらいいな、と思いました。字が並んだルビ付き日本語のパンフレット、英語版、中国語版等、大きな言語の翻訳版などはいろいろあります。でも、子どもでもわかるような、絵が中心の薄い冊子ができたらいいな。ネットに挙げてプリントアウトしてもらうのもあり？どんな人でも、どんな言葉が母語の人でも、ストレスなく楽に読めるものこそ必要だと思います。
「こたつ」：最近、試作しました。今は他に手がけているものがあるので、いつか作れるといいなと思っています。
何を作るにしても、低いレベルのものは絵の力がものを言います。絵で協力して下さる方も有り難いです。

Miya

　ジェミニです。

　最近、多読はちょっとご無沙汰しています。ただ、車での通勤時間のautdibleは、何とか続けています。一番のお気に入りは、有名人の子供向け伝記の朗読の"Who was"シリーズです。

　そこで、遅ればせながら、日本語多読用読み物に関するアイディアですが、日本人の有名人のPRを兼ねて、子供向けの伝記などはどうでしょうか。
　　技術関係では、伊勢志摩には、真珠王の御木本幸吉がいたり、江戸時代には、精密な地図を作った伊能忠敬や、新幹線を作った島秀雄や、事業家の松下幸之助など、魅力的な人が沢山いると思います。

　あと、料理の話がありましたが、いろいろな職人芸や伝統工芸などの紹介も良いような気がします。手漉きの和紙、木彫、陶芸、豆腐作り、土人形、餅つきなど、日本在住の外国の方にも喜ばれます。

　参考になれば、幸いです。
　それでは。

　

日本語多読用読み物へのアイデアをありがとうございました。しばらくフォーラムをゆっくり見られなかったため、お礼申し上げるのが遅くなりました。現在、私たちは、次に出版予定のごくごく簡単なレベルの本作りでちょっとあたふたしています。
伝記というと、つい難しいレベルのものを考えがちですが、少し気軽に読める伝記というアイデアにアンテナを立てておきます。who　was・・・のシリーズ、おもしろいですよね。しばらくぶりで読んでみようかな。日本の職人さんの技なんていうのもいいですね。
興味をひく題材、人物で、素敵な画像が無料、あるいはとても安い値段で提供してもらえるものがあったらうれしいです。情報も「どうぞ自由にお使い下さい」と提供してもらえるケースばかりでないのがちょっと悩みどころです。何しろ日本語は英語の本を読みたい人と比べて市場が少ないので、あまりお金をかけずに作れるというのも、私たちにとって大きな要素です。
アイデア、ありがとうございました。また、何かありましたら、よろしくお願いします。
Miya

　みやさん、こんにちは。ジェミニです。レスありがとうございます。

みや さんが書きました:興味をひく題材、人物で、素敵な画像が無料、あるいはとても安い値段で提供してもらえるものがあったらうれしいです。情報も「どうぞ自由にお使い下さい」と提供してもらえるケースばかりでないのがちょっと悩みどころです。Miya

　なるほど。偉人+フリー素材でサーチすると、西郷隆盛の銅像の写真など出てきます。
http://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%81%89%E4%BA%BA&srt=dlrank

　銅像などを自分で撮影すれば、フリー素材となるみたいですね。

　それでは。