NPOの講座では「名作絵本のYouTube風」読み聞かせというのをやっています。
「芸術絵本」でもいいし、「CD風」でもいいんですけどね。
それで講座生はみんな好きな絵本を見つけたらそれがYouTubeでRead-Aloudされているかどうか、
たしかめて、気に入った朗読を何度も(20回が the magic number と言われています)シャドーイング
するわけです。好きな本なので飽きないんです。それに気持ちが入る!
で、こんなのを見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=lQZhCogxVDs
何度もシャドーイングしてきて講座の中で実際に講座仲間に聞いてもらうわけですが、
このビデオ・クリップでは学校の司書さんが図書室に来た小学2年生にこの絵本を読み聞かせています。
http://www.amazon.co.jp/Day-Crayons-Quit-Drew-Daywalt/dp/0399174192/ref=sr_1_cc_2?s=aps&ie=UTF8&qid=1428201321&sr=1-2-catcorr&keywords=the+day+the%E3%80%80crayons+quit/tadokuorg-22/
この絵本は2013年に数々の賞をもらっている傑作です。
何度読んでも(聞いても)笑ってしまうわけですが、このクリップでは、司書さんの読み方がうまくて
(当たり前か)、それにこどもたちの様子が入っているのがいい!
特にクレヨンの皮をなくした(クレヨンに巻いてある紙ですね)が I am naked. と文句を言うと、
こどもたちが湧きます。そのあたりもかわいい!
上のクリップは著作権に配慮してでしょうか、ページ全体を映さずに、
部分部分を見せています。元の本は少し高いけれど、Oliver Jeffers さんの絵がまたきれいで、
かわいくて、うまい。(クレヨンたちはかわいいんだけれども、日本語訳が「クレヨンからのおねがい!」
となっているのはかわいすぎるなあ。これはクレヨンがストライキをしているのですからね。
「立ち上がるクレヨンたち!」というような「戦闘的な」題名にしないとおもしろさ半減・・・)