by イワノフ » 2015年5月20日(水) 17:19
本日5/20の多読です。
Magic Tree House #33: Carnival at Candlelight
シャドウイング、疲れたらちょっとリスニング、という形で20分ほど多読。英語初心者でない人にとってのシャドウイングの効用について、気がついたことがあります。聞いてー言ってー分かる(hear-utter-understand)という道筋で言語の理解・使用がなされる。この間1秒以内の出来事ですが。聞いた瞬間わからなくてもシャドウした(言った)瞬間わかる。そして、腑に落ちて先に行かれる。その連続。脳がより活性化して言語理解・言語使用をしている(ような気がする)ので、疲れるー笑。
発音矯正については、15歳(例の12歳というラインは越えています)ではじめてアメリカに行って3年ほど暮らした私の場合、はじめて5、6分で、「それなりにアメリカっぽい」発音でシャドウイングできるようになる感じです。3歳から6歳半まで暮らし、ほぼ第一言語として一旦は習得したイギリス英語の場合、聞いた瞬間発音できます。
The Eagle of the Ninthは、ついにとりあえず日本語で読むことに(笑)しました。岩波少年文庫です。
多読と言語習得について、私なりに随分わかったきたように感じています。今度の支援者養成講座で、少しまとめてお話できれば、と思っています。前から思っていることですが、指導者が多読の何たるかを理解していれば、たとえば毎時間15分あるいは週一回15分でも、ORTとあとちょこちょこっと程度の図書でも、一般の中学高校教育においては十分かもしれません…。これにタスクベースやディスコース・グラフィック・オーガナイザーなどの活動を組み合わせ、単語や文法をカバーし、必要に応じて入試や外部試験の対策をする。個々の生徒や学校の状況に応じて、全体の分量は違ってきますが。要は、この中で「多読」がカバーしている部分を、多読以外の方法で中学や高校で実現できるようなアイデアは私には思いつかないということでしょうか。
イワノフ
Show post links