今回は参加人数が少なめで、更に本が読めてない(←含:自分(^^;)ので聴くだけ参加という方がいらしたので
紹介作品は多くなかったのですが、のんびりお話し頂けたし
ログも少しは内容が書けましたし(苦笑)でよかったです♪
Hootで著名なCarl Hiaasenの作品を無料で入手できたので読み始めた。
彼の作品はアメリカ南部を舞台にしたものばかり。
まだ前半部分なのだが、彼の作品では必ず登場するweirdな人間が出てきて面白い。
Skink - No Surrender by Carl Hiaasen [Kindle版]
http://www.amazon.co.jp/Skink-Surrender ... okuorg-22/
大人向けのフィクションをメインに執筆をしていたが
2000年に入ってYA向けとしての初作品"Hoot"でNewbery Honor受賞。
Hoot by Carl Hiaasen
http://www.amazon.co.jp/Hoot-Carl-Hiaas ... okuorg-22/
YAでありながら、環境問題・自然保護を軸にミステリー色も絡めた作品。
Hootの後、YA作品はFlush、Scat、Chompと続き(↑が最新作)、紹介さんはこれら全作品を読了済とのこと!
お気に入りの著者が見つかると、その方の作品を追いかけるのは楽しいですよね(^-^)
過日、NPO多言語多読ファンドレイジング企画として行われた「Shaun Tan おしゃべり会」
それに参加された方から、ステキなサイトと作品をご紹介頂きました(^-^)
http://www.shauntan.net/books.html
Shaun Tanの素晴らしいイラスト及び作品が、ごく一部ですが垣間見ることができます。
イラストを丁寧に描きこむことによって独特の世界観を作りあげるため
言葉でそれぞれの本についての魅力を語るのは至難の業。
ということで是非、皆様、実際に手にとってその魅力を確かめてください。
どれも素晴らしいのですが、以下4作品をご紹介頂きました。
The Arrival by Shaun Tan
http://www.amazon.co.jp/The-Arrival-Sha ... okuorg-22/
彼の名を一躍有名にした作品。
上質なサイレント・ムービーを観たかのような充足感を味わえる大人のための文字無し絵本。
Lost Thing by Shaun Tan
http://www.amazon.co.jp/Lost-Thing-Shau ... dokorg-22/
短編アニメーション化されています。(You Tube等で観られると思います。)
主人公の男の子はある日、偶然、"Lost Thing"を見つけます。
巨大でとても目立つLost Thing、でも誰も気にとめません。
The Rabbits by Shaun Tan (著, イラスト), John Marsden (著)
http://www.amazon.co.jp/Rabbits-Shaun-T ... okuorg-22/
Shaun Tanはオーストラリアで生を受け、在住。
様々な見方ができる作品ですが、この事実は大きく関係していると思われます。(共著です。)
The Rabbitsによるinvasionがthe viewpoint of the colonisedにより語られる。
Sketches from a Nameless Land: The Art of the Arrival by Shaun Tan
http://www.amazon.co.jp/Sketches-Namele ... okuorg-22/
タイトル通り、↑で紹介した"The Arrival"がどのように作られたのかをふんだんなスケッチ等とともに楽しめる本。
場所や国等を特定されたくなかったそうで、そのために文字まで自分で作るという拘り。
Shaun Tanの傑作が生まれる過程がじっくり楽しめる、おしゃべり会でイチオシだったという一冊です。
A Pocket Full of Rye by Agatha Christie 邦題「ポケットにライ麦を」
http://www.amazon.co.jp/Pocket-Full-Rye ... okuorg-22/
アガサ・クリスティの人気シリーズ、名探偵ミス・マープルが活躍する作品。
audibleのBBC Radio 4のfull-castのdramatisationで楽しんだ。
とても雰囲気が出ていて、1時間半程度なので本の朗読よりも気軽に楽しめるのでは。
http://www.audible.com/pd/Mysteries-Thr ... c1_1_6_ttl
"Sing a Song of Sixpence"というマザーグースの唄をつかった連続見立て殺人が起こり
ミス・マープルはその謎に迫る。
イギリスで2度、TVドラマ化されているが、なんと両方観た方曰くラストが違う!とのこと。
(皆さんのアンテナの広さ、知識の奥深さには脱帽です。)
ちなみにそのマザーグースの知識がなくても楽しめますが、予習やおさらいをしたい方はこちらのwikiをどうぞ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Sing_a_Song_of_Sixpence
A Summer to Die by Lois Lowry
http://www.amazon.co.jp/A-Summer-Die-Lo ... okuorg-22/
13歳のMegは美しくて人気のある姉に嫉妬している。
部屋をshareしなくちゃならないなんて最悪!
タドキストに人気の高いLois Lowryの処女作。
The Giverのシリーズで有名だが、あの独特の世界観が苦手だったという方が
ある方に強くこの本をpushされて、半信半疑で手にとったところとても楽しめたそう。
題名から推測できるようにdieがでてきますので、決して内容は軽くはありませんが
アメリカのニューイングランドが舞台のため、ファンタジーの世界観がなじめない方でも読み易いのでは?
「人に強くオススメしてもらうことがなかったらこの作品には出会っていなかった!そして出会えて本当によかった♪」
というお話をされたのですが
多読を初めて以来同じような経験を何度もしている私としては、とても嬉しいお話しでした(*^-^*)
勿論オススメされて読んだけど、やっぱり私には合わなかった!ということもあるのですが(^^;
それもひっくるめて、ブックトークの魅力の一つ(^-^)、私がブックトークに拘る理由の一つです♪
多感な女の子が主人公が好みであれば、同著者のアナスタシアのシリーズを試してみるのもオススメです♪
Anastasia Krupnik by Lois Lowry (シリーズ1巻め)
http://www.amazon.co.jp/Anastasia-Krupn ... okuorg-22/
10歳のAnastasiaが主人公。
生意気、よく言えば大人っぽい(笑)個性豊かなAnastasiaにとって世の中は納得がいかないことだらけ。
今になって赤ちゃんを作るなんて両親にもあきれるし
一生懸命書いた詩は韻を踏んでないからと先生は認めてくれないし
おばあちゃんの様子はおかしいし。
The Bear That Wasn't by Frank Tashlin
http://www.amazon.co.jp/372/dp/04864661 ... okuorg-22/
ある日、冬眠からさめたthe bearは、辺り一面が面影もなく変わっていることにビックリ!
森は無く工場ばかりのため、仕方なく工場を訪れると、何をサボっているんだ!と叱責され続け・・・。
トボけた可愛らしいイラストと話運びに隠された、文明批判と風刺…。
Frank Tashlinはアメリカの映画監督・プロデューサー・アニメーター。
この茹だるような暑さの中、読書どころではないかもしれませんが(苦笑)
よろしければ次回、8月18日(火)21時30分にお待ちしています!