by イワノフ » 2015年9月10日(木) 11:35
酒井先生、ありがとうございました!
昨日9/9のtadokuです。
Brain Pop
30分ほど「多観=Extensive Viewing」しました。といっても、Brain Popはアニメなので、表情もジェスチャーも背景もかなり簡略化されているため、多観というよりも多聴Extensive Listeningにvisual aidがついていると考えた方が的確かもしれません。聞き逃した語があると少し気にはなるけれど、わざわざ戻す気にもなれず―私はそんな感じでしたが、自分にフィットするようであれば、これを繰り返し観る・聴くのはgood ideaかもしれません。長さ(=短さ)、内容量及び構成、いずれのvideo clipもちょうどよく、おそらくはきちんとした研究データに基づいているのでしょう。無理なくenjoyできます。南北戦争など日本では詳しくは習わない項目や、technology分野など昔は習わなかった内容を観てもよいし、自分が知っている事柄についてチェックしてもよいと思います。
Speak (by Laurie Halse Anderson)
1999年初版。ハイスクール1年生(=9年生=日本の中3/高1)の女の子の一年を本人が語る形式の小説。この作者は、重い主題を正面から扱い卓越したスタイルを駆使して小説として紡ぎだすことで、大変評価の高い人です。この本も数々の賞を受賞しています。一般のタドキストの方にはあるいは???という世界かもしれませんが―アメリカのハイスクールの実際(ドラマや映画ではなく)を知る元帰国生や留学経験者のような方でない限り―評価通りの本だと思います。
しかし、このような本については、文化的背景知識の多寡がcomprehensionにどの程度影響するのか?文化/cultureの問題は、多読/tadokuをやっていて、しばしば考えることです。
9月6日、秋の部第二回目の支援者講座もおかげさまで充実した一日になりました。冬の部は、昨年は2月上旬に開催してほとんど参加者がなかったので(苦笑)、今度は3月春休み中の土日にできればと思っています。また、支援者一般多様な参加者で実施する部分と、(幼)小・中、高・大、個人等々teaching contextごとの部に分ける時間帯があってもいいかなと考えています。少し先になりますが、決まり次第トップページに情報掲載しますので、よろしくお願いします。
イワノフ
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