MTさん、報告を寄せてくださってありがとうございました。
サーバ管理者 さんが書きました:酒井先生andスタッフの皆さま
お疲れさまです。
1/31はお世話になりました。
前回から2か月半ほど経ちました。
その間、あまりシャドーイングははかどっておらず、
相変わらずKipperたちと遊んでばっかりいました。
MTさんはデザイナーで、Oxford Reading Tree シリーズの絵本を読んでは
それをスケッチ帳に模写して、彩色して、メモを書いてと、
何度でも楽しんでいる人です。去年かおととしの新宿四谷図書館の
講演会に来てくださって多読を始めて、すっかりORTの虜になったというわけです。
いつかMTさんと会うことがあったらスケッチブックを見せてもらいましょう!
これではいかん、と多読の時と同じようにlevel1+から進めていたので、
音源として持参したところ、見事にカタカナ英語で撃沈。
カタカナ英語のクセをすすぎ洗いできていませんでした。
Can you see me?
が
キャン・ユー・シー・ミー
でしたからね。
それを元気いっぱいお披露目する恥ずかしさよ。
キャン・ユー・シー・ミーを元気いっぱい披露してくれてありがとう!
あの時もいいましたが、「一粒の麦もし死なずば」です。
わたしがえらそうにうんちくを語るのも、ほとんどすべて自分が失敗したから
気がついたことです。それを恥を捨ててみなさんに笑ってもらって、
気がついてもらう・・・
私にとっての「劇薬シャドーイング」は、
タイ語でもヒンディー語でもなく、
もうひとつ持参した音源の、
愛聴しているロンドンのラジオから流れるネイティブのスピード
で、もごもごしているのが丁度よいとアドバイスをいただきました。
好きで続けていること(聴いているだけですが)がそのまま上達への素材になるのは、
多読と同じで、私にとってラッキーでした。
ただ、歌をうたうのは、スピードがまちまちなので、
カタカナでうたえてしまうものも出てくる、とご注意が。
1980年代の洋楽大好きなんですが、確かにカタカナでうたっているかも。
モゴモゴということはカタカナからは離れているということなので、
すぐによい素材が見つかってよかった、よかった。
level8の「Save Floppy」でも立派にもごもごしていたので、
その辺のスピードで練習あるのみです。
もごもごしているのは、カタカナ英語にする余裕がないから、
また、その余裕をなくしながら、早いもの、ついていけないものを
もごもごとついていくことで上達する、ともお言葉をいただきました。
そういうわけです。ゆっくりだったり・・・
そして、普段の練習用シャドーイング素材が、
だんだんと慣れて、カタカナ英語になってしまう危険も教わりました。
そういう時に、ながらシャドーイングをすると、
シャドーイング以外のことに気を取られて余裕がなくなり、
もごもごに戻る現象が起きるそうです。
速くても慣れた素材は頭に余裕ができて、カタカナ変換を始めてしまう危険が・・・
そこで、歩いたり、洗濯物を畳んだり、大根を切ったりし「ながら」シャドーイングを
すると、頭に余裕がなくなって、聞こえたとおりの音が口から出ることがあるという
わけです。
なりきりシャドーイングで最適な音源はドラマ(単語が短くて少ないから)。
英国から入手した「フランケンシュタイン」(字幕なし)のマネしてみるのも
楽しかろうと想像しています。
次に朗読(地の文は長いのでカタカナが出てきやすい)。
「老人と海」の朗読(CD3枚組)、「がまくんとかえるくん」の朗読(CD2枚組)
を所持しているのですが、これはもう少し後で挑戦したほうがいいかもしれません。
一番向かないのはニュース(長い単語が多いので、カタカナに引っ張られる)
とのこと。
ラジオDJのMCも、もしかしたらセンテンスが長いかもしれないですが、
もごもごついていきたいです。
このあたりもわたしが言いたかったことをしっかりつかまえて要約してくれましたね。
ありがとうです。
幸い、ラジオ音源はは4年目に突入したので、たくさんあります。
好きな音源で、楽しくもごもごしていれば、いずれ滑らかな英語が出てくるはず、
と信じています。
DJの訛りまでコピーできたらばっちりかなと。
楽しみです。
(MTさんより)
映画やドラマはせりふのない場面がありますが、
ラジオドラマはそういう間がなくて、時間的にはいい。
(でも、映画やテレビドラマには思い入れという強い味方がいる!)
「ながらシャドーイング」に慣れて、耳と口が直結したら、
「なりきりシャドーイング」にしましょう。
人気の無いところで思いっきり役に成りきる!
すると英語の音の特徴が自然に口から出てくるというわけです。
そのままシャドーイングを楽しんで、また聞かせてください!!