こんにちは、Owlyです。
今年の中秋の名月前後は雲が多く、澄み切った秋の夜空に冴えわたる月という光景には中々巡り会えませんでした。
それでも十五夜の翌日、たまたま薄暗くなってから散歩に出たら、池の近くまで来た時に、雲間から月が見えていることに気付きました。
新しいスマホに慣れる目的もあり、さっそく写真撮影。
その時の写真と、ふっと思い浮かんだ拙い俳句もどきをFacebookに載せたところ、酒井先生の目に留まり、ブログに取り上げられました。アメリカ人の友人から「いいね」をもらったこともあって、稚拙な俳句をこれまた適当に、即興で英語にしてみました。決して英語俳句ではありませんので、あしからず。
その辺のことが書かれた酒井先生のブログです。
http://tadoku.org/blog/sakai-note/2017/10/06/3909
リズムのことは当人まるで意識してませんでした。
自分でも本当に不思議なのが、十五夜の次の晩だから十六夜。これって確か「いざよい」って読むはずと思った。こんなこといつどこで覚えたのか?大昔の古典の授業?だとしたらよく覚えてたもんだ。
こういう自覚もないままに頭の隅っこに居着いた言葉が、何かの折にフッと出てくるこういう経験は、英語多読でもよくあることかも… 母国語だと当たり前に起こることが、第二言語の英語でも起こってしまうのが、多読の面白いところ。そんなことを思い起こさせてもらった、今年のHarvest Moonでした。
そして買ったまま存在すら忘れていた絵本が、まさにこのお月見の時期に偶然出てきたので、絵本も一冊読んでみました。
“Kitten’s First Full Moon” by Kevin Henkes
初めて白い満月を見て、little bowl of milk だと思い込んだ仔猫ちゃん、どこまでもどこまでも追い掛けていくものの…この必死で追い掛ける様子が、可愛いのなんの。白と黒のシンプルな絵なのに、とてもたくさんのことが伝わってきます。
この日のたどくらぶでは、ジェーン・オースティン『高慢と偏見』や、先月から続いてシャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』の話もあれば、ノーベル文学賞を受賞したばかりのカズオ・イシグロの話題も出ました。
こちらの日経ビジネスオンラインのインタビュー記事には、影響を受けた作品として、シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』が出ていました。
期せずしてノーベル文学賞の話題にまで直結するたどくらぶの皆さんのネタ、恐るべし!
*おまけ*
こちらではThe Telegraphのど迫力のHarvest Moonの写真と、記事が読めました。
http://www.telegraph.co.uk/news/2017/10 ... off_fb_tmg