プリンさんこんばんは。ケオラエスです。
プリン さんが書きました:文法的には「は」「が」は助詞ということで、「が」は格助詞といってその文節が主語であることを表し、「は」はといいますと、副助詞ということで、比較、強調するというような働きがあるとか。
あ、そうなんですか。両方とも格助詞で主語をあらわすと思っていましたが、「は」は違うんですね。すると、鳩が、を直接比較する
のは英文法の引きずりで、日本語としては適切ではない、わけですね。
「昨日東京へ行ってきました。」というとき、「主語が省略されている」という言い方を時々見かけますが、「私は昨日東京へ
行ってきました。」も「私が昨日東京へ行ってきました。」も、最初のものとはちょっと別の意味合いをおびてくるのであって、
別段主語を「省略している」わけではないですね。
プリン さんが書きました:例えば「は」の場合、「私は背が低いが、妹は背が高い」というような並列文の中で比較、強調するときに使うというように。例に挙げられていた、「像は鼻が長い」も「像は鼻が長い(が、他の動物は鼻が短い)」と対比されていて、後半部分明らかに言ってはいないけれども、ニュアンスとして含みを残しているということのようです。
これはとてもよくわかります。「
プリン さんが書きました:「これが欲しい」「僕が東京へ行く」「僕は東京へ行く」 (ほかの人は○○へ行くが) 僕は東京へ行く。「日本酒は飲みません」(日本酒は飲まないがほかのアルコールは飲む)
あえて佐々木先生になり代わってみますと、
「これが欲しい」は、あれこれある中から「これ」を選んでいるという意味で、「描写」的と言えますまいか。
「僕が東京へ行く」は、たんに主語を表しているというより、「誰が行く」という問いかけに対して、何人かの候補の
中から「僕が」と名乗り出ている。これも「絵」的に思えるのですが。
「僕は東京へ行く」は、他人の意向は分からないが、「私は」と自分を「説明」している、と。
「日本酒は飲みません」 う?ん、分析不能。無理やり言うと、日本酒という範疇のアルコールは、私が飲むという範疇には
入らない、と「説明」している。
プリンさんがお読みになったこの種の本のなかで、この「説明/描写」という説明はありますか?
ありがとうございました。