最近イタリアはシシリー島と、ドイツはベルリンと、フランスはドルドーニュ地方、アメリカはフロリダを舞台とする
ミステリーにはまりました。どれもほとんどだれも知らないと思うので、紹介します。
そこで、つらつら思いまするに、ミステリーの魅力のかなりの部分は「ご当地」にあるのではないかと・・・
そうでしょ、考えてみるまでもない。シャーロック・ホームズはロンドン、西村京太郎は京都(? 読んだことないけど)、
Patricia Cornwell だって、おもしろかったのはKay Scapettaがバージニア州リッチモンドに居を構えていた頃。
Sue Grafton の A is for Alibi 以下は、カリフォルニア州 Santa Monica あたりを模した町、
Sara Paretsky のV.I. Warshawsky シリーズはChicago、Harry Bosch はロサンジェルス・・・
(John le Carre にはご当地はないけれど、どこを舞台にしてもその場所をしっかり描いてくれる。
The Night Manager の冒頭のスイスのホテルなどは、いきなり主人公の脇に立って事態の展開を
待っているような気がします。)
ああ、前置きが長すぎる・・・
さて、シシリー島を舞台とするミステリーはこれ ↓
これはkindle版の第1作目。いまは315円。
第1作から第3作まではいった Montalbano Mysteries は1500円くらい。
わたしは結局この両方を買うはめに・・・
食べ物の話が微に入り細に亘っていっぱい出てくる。
朝昼晩、毎食紹介されているのではないか? いつもの大好きなレストランの描写がまたいいのです。
YouTubeには非常に画像が粗いけれども、テレビドラマ化したものがたくさん
アップされている様子。ぜひいつかじっくり見たい。
Inspector Montalbano で検索すると英語字幕版もあります。
4種紹介とはじめたけれど、時間がかかりそうなので、あとで3種混合にするか、4回に分けるか・・・
お楽しみに!