みなさん こんにちは。
面白かったのでご報告します。
・「ことばの発達の謎を解く」 今井むつみ著 ちくまプリマー新書
ISBN-13: 978-4480688934
認知心理学者の書いた 言語習得の本です。
ちくまプリマー新書なので高校生向き?
幼児がどうやって言語を獲得していくか、実験を交えて書かれています。
実験ができるところが、哲学、言語学者と違いますね。
P185
「外国語の単語の意味を調べるために辞書を引いた時に辞書が挙げている母語と「対応する」外国語の単語は、
母語の単語と同じ境界をもつという思い込みがあり、そのため、いったん母語に対応する語を覚えてしまうと、
外国語では区別されることばをなかなか覚えることができない。」
本のなかでは、put on とwear について書かれていました。どちらも日本語の辞書では「着る」。
しかし、英語ではあきらかに区別している。
他にも、大人が外国語を習得するにも、結局、子供が母語を学ぶようにするしかできない ともありました。
あとは、TEDの「赤ちゃんは語学の天才」でもありましたが、DVDの視聴だけでは言語習得ができないとありました。
→ え? 多視聴はどうなの? と思いました。
話 かわって、
本日、神保町ブックフェスティバル最終日ですが、
やまに書房のワゴンブースに、「名画の謎」がB級品が 1,500円で売ってました。この本はDKの翻訳本で、定価6400円します。
art history の副読本向き!? ちなみに、原書は絶版になってますが、アマゾンのUKの古本屋さんにありますね。かなり お安く。
・世界名画の謎 作品編 [大型本]
ISBN-13: 978-4897148311
・世界名画の謎 作家編 [大型本]
ISBN-13: 978-4897148328